海外ファンド格付けとは?
弊社では、オフショア・ファンドの社内格付けを行っています。 この格付けは、ファンドの過去の運用実績あるいは将来の収益予測に基づく評価ではなく、下記の各項目のような分かりやすい基準を用いて、多数のファンドの中から投資対象の候補を選別するための最初の過程でおこなっている定性評価です。 したがって、社内格付けリストに掲げられたファンドが、弊社による投資助言あるいは推薦を意味するものではないことをご承知ください。
投資家の皆様が外国籍のファンドに投資される際に、弊社に寄せられるファンドについてのご質問に共通した項目には、以下①~⑤のようなファンドの定性評価として見逃せないものがあります。 各項目について、一定の基準を設けて、基準を満たす場合に「
」を与え、5項目すべての評価が「
」であれば、
ファンドということになりますが、この評価にはファンドのパフォーマンス(運用成績)は含まれていません。 ①から⑤までの各項目の内容および基準については下記をご参照ください。
もっとも一般的な定性評価の項目には: ファンドの上場されている市場| 純資産総額| 設定来の経過期間| 運用報酬| 解約に要する期間等があります |
ファンドが上場(または登録)されている市場
ヨーロッパまたはオーストラリアの場合 = +1
ファンドの設定・運用に関する規制は、ダブリンやルクセンブルグ等のヨーロッパ市場が厳しく、オフショア・ファンドの多くが籍を置くカリブ諸島などは緩やかです。 ファンドの設定にかかわる登録や認可の条件がより厳しい市場で設定・運用されるファンドは、より高い定性評価を受けることになります。
純資産総額
5000万ドル以上の場合 = +1
ファンドの純資産総額はそのファンドに対する投資家の評価を表す一つの尺度といえます。 純資産総額が少ないファンドは設定来間がないもの、あるいは、投資家にとって魅力に欠けるか、あるいは投資家の信頼を失っていると見ることができます。 純資産総額の大きなファンドや長期にわたって増加しているファンドは高い定性評価をうけることになります。
設定来の経過期間
3年以上 = +1
ファンドの評価において重要な要素の一つとして、一定期間以上の運用成績があげられます。 一般に、3年以上の運用期間を持っていることがファンドの比較評価の必要条件とされるため、弊社の社内格付けにおいても設定来3年以上の運用経過期間を持つファンドに
をつけることとしています。
運用報酬
ヘッジファンドでは年率1.5%以下、一般公募投信では年率1.0%以下のファンド = +1
投資家にとって、投資の実質収益は諸手数料の控除後の額で評価さなければならないと考えます。 この観点から、あまりに高率な運用報酬は定性評価を低くする要素となります。 弊社では、上記の基準を満たすファンドに
を与えています。
解約に要する期間
45日以内 = +1
投資家がファンドを解約したいとされる場合、迅速な手続きが行われることが重要であり、手続きに要する時間が長ければファンドに対する不信感が増すことにもなります。 ファンドの種類、運用会社によっても差があり、ヘッジファンドなどでは解約請求から解約代金の受領まで数カ月を要するものも少なくありません。 弊社の社内格付けでは上記のように45日以内を
の基準としていますが、ミューチュアル・ファンドなど日々解約請求を受け付けるファンドでは、解約請求受付日から1-2週間で解約代金がうけとれるものも多く、投資実行時点でご確認されることをお勧めします。
上記オフショア・ファンドの社内格付けは、お客様から弊社に寄せられたファンドの定性評価にかかわるご照会にお答えするために作成しているものです。
の数が多いファンドが「おすすめファンド」を意味するものではありません。 お客様のご投資の判断材料としては、このほかにもファンドの運用成績をはじめ重要とお考えになる様々な事項について、弊社の投資アドバイザーにご相談ください。





